当社では毎月の受付データを分析し、月次レポートとして公開してきました。今回はその6ヶ月分の確定値を通して見ることで、単月では見えてこない季節ごとの変化と、変わらない傾向を整理しました。結論から言うと、「何に困っているか」は水漏れがほぼ一貫して最多だった一方、「どこで困っているか」は毎月のように顔ぶれが変わるという、対照的な半年間でした。
上半期のサマリー
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半期平均・最多問い合わせ
水漏れ
6ヶ月平均 42.2%
6ヶ月とも単月1位を継続
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半期平均・最多発生場所
トイレ
6ヶ月平均 25.6%
単月1位は3回(1・2・6月)
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最も変化が大きかった月
4月
水漏れ-21.2pt/お風呂+13.3pt
つまり+17.1pt が同時に発生 |
最も落ち着いていた月
2月
前月からの変化幅が全項目で
最小、緩やかな移行の月 |
上半期を通して見えたこと
問い合わせ内容の1位は1月から6月まで一度も入れ替わらず、常に水漏れでした。水漏れは季節を問わず発生する、いわば「通年トラブル」であることがデータで裏付けられた形です。一方で発生場所の1位は、トイレ→トイレ→キッチン→お風呂→屋外設備・その他設備→トイレと、6ヶ月で4つのカテゴリが入れ替わりました。「どこで水回りのトラブルが起きるか」は季節要因に強く左右されることが、半年分のデータで初めて可視化できました。
問い合わせ内容の6ヶ月推移
各月の確定値をつないだ推移です。水漏れが常に上位にありながら、つまり・水道修理・見積もりが月ごとに入れ替わりながら2位を争っている様子がわかります。
| 内容 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 半期平均 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 水漏れ | 38.5% | 42.3% | 58.1% | 36.9% | 35.4% | 42.0% | 42.2% |
| つまり | 20.8% | 26.9% | 13.7% | 30.8% | 26.2% | 18.8% | 22.9% |
| 水道修理 | 18.2% | 14.8% | 15.3% | 13.1% | 9.2% | 20.3% | 15.2% |
| その他 | 16.1% | 11.5% | 8.1% | 14.6% | 18.5% | 8.7% | 12.9% |
| 見積もり | 6.2% | 4.4% | 4.8% | 4.6% | 10.8% | 10.1% | 6.8% |
発生場所の6ヶ月推移
トイレ・キッチン・お風呂・洗面所・その他(5月のみ「屋外設備・その他設備」に定義を拡張)が、月替わりで首位を入れ替えています。
| 発生場所 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 半期平均 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| トイレ | 27.1% | 31.9% | 19.4% | 23.1% | 24.6% | 27.5% | 25.6% |
| キッチン | 15.6% | 17.6% | 32.3% | 20.0% | 23.1% | 26.1% | 22.5% |
| その他※ | 22.9% | 19.8% | 21.0% | 15.4% | 27.7% | 15.9% | 20.5% |
| 洗面所 | 21.9% | 15.4% | 14.5% | 15.4% | 13.8% | 21.7% | 17.1% |
| お風呂 | 12.5% | 15.4% | 12.9% | 26.2% | 10.8% | 8.7% | 14.4% |
※5月のみ「屋外設備・その他設備」として定義を拡張(給湯器・洗濯機・井戸ポンプ・屋外蛇口・ルーフバルコニー排水などを含む)。グラフ・表では他月の「その他」と同一系列として扱っています。
半期で見えた「安定」と「変動」
6ヶ月間の最大値と最小値の差(変動幅)で並べました。差が小さいほど、季節を問わず一定の水準で発生していることを示します。
| 軸 | 項目 | 最小 | 最大 | 変動幅 |
|---|---|---|---|---|
| 問い合わせ内容 | 見積もり | 4.4% | 10.8% | 6.4pt(最安定) |
| その他 | 8.1% | 18.5% | 10.4pt | |
| 水道修理 | 9.2% | 20.3% | 11.1pt | |
| つまり | 13.7% | 30.8% | 17.1pt | |
| 水漏れ | 35.4% | 58.1% | 22.7pt(最変動) | |
| 発生場所 | 洗面所 | 13.8% | 21.9% | 8.1pt(最安定) |
| その他 | 15.4% | 27.7% | 12.3pt | |
| トイレ | 19.4% | 31.9% | 12.5pt | |
| キッチン | 15.6% | 32.3% | 16.7pt | |
| お風呂 | 8.7% | 26.2% | 17.5pt(最変動) |
半年間の季節ストーリー
01.凍結(1〜2月)→ 解凍・顕在化(3月)
1月は凍結の影響でトイレ・洗面所への問い合わせが集中しました。2月に凍結が落ち着くと、配管内の汚れが「つまり」として急増(+6.1pt)。3月には気温上昇とともに冬のダメージが「水漏れ」として一気に表面化し、半期最高値の58.1%を記録。同時にキッチンが春の大掃除・新生活需要で最多エリアに浮上しました。
02.初夏のつまり(4月)→ 給湯・屋外設備(5月)→ 梅雨の水回り(6月)
4月は排水管内の汚れが暖かさで活性化し「つまり」が急増、お風呂の排水口トラブルも重なり最多エリアが交代しました。5月は水漏れ・つまりが高止まりする一方、見積もり相談が急増(+6.2pt)し、給湯器・洗濯機・屋外蛇口など住宅設備まわりの相談が最多に。6月は梅雨入りで湿度が上がり、水漏れが再び最多を更新するとともに、水道修理の依頼が大きく増加(+11.1pt)しました。
下半期に向けた予防アドバイス
レポートアーカイブ
※ 本レポートの構成比は、月次レポートで公開済みの各月確定値を集計したものです。実数は非公開としています。
※ 半期平均は各月の構成比(%)を単純平均した値であり、問い合わせ件数で重み付けしたものではありません。

