この記事で説明しているポイントは?
ふとした時にトイレの狭さが気になったり、もっとオシャレで落ち着ける空間にしたいと考えたりしませんか? 今回はトイレリフォームや交換で、どんな悩みが解決できるかをご紹介します。
トイレの悩みのいろいろ
・トイレの狭さが気になる
・オシャレなトイレにしたい
・トイレが暗いから明るくしたいなど
トイレが狭い時の解決方法
面積を広くする
トイレのリフォームは大掛かりな工事になりますが、壁を撤去して今よりも床面積を広くすることで、快適なトイレ空間を作れます。尚、広さに合わせて、収納ボックスや手洗い器を設置するというのもひとつの良いアイデアですね。
コンパクトな便器に取り換える
種類によっては今の便器よりひと廻り小さい物もあるので、床面積は変わらなくても体感的に広く使えて、リラックスした気分になれます。この方法なら便器の交換だけで済むわけですから、費用を抑えることができます。
オシャレなトイレにしたい時の解決方法
リフォームでトイレ全体を一新する
トイレの印象をガラッと変えたいなら、トイレの部屋全体をリフォームすることが一番のおススメです。便器や壁、床、手洗い器、収納棚などを心機一転することで、憧れのモデルルームのようなトイレに変えることができます。
壁紙、床材を張替える
費用はなるべく抑えるが、オシャレなトイレにはしたいと思っている方には、壁紙や床材の張り替えが勧められます。壁紙や床材の2点を変えるだけで、トイレの印象はこれまでと全く異なり、オシャレなトイレに変貌します。
トイレを明るくしたい時の解決方法
窓を設置して光を取り込む
トイレの明るさが気になる場合は、窓の位置に問題がある場合があります。リフォームする際に窓枠の移動や設置を行って、光を取り込む工夫をすることで、トイレ空間を明るくすることができます。
壁紙や床材で明るく見せる
窓枠を新たに設置できない場合は、光を反射しやすい壁紙や明るい色の壁紙に張り替えることで、改善できる場合があります。これならば安い費用で済むので、トイレ全体のイメージを変えるには最良の解決策といえます。
押入れをトイレにしたい時の解決方法
使っていない部屋を有効活用したい、2階にトイレを増設したいなどの問題も解決できます。
トイレの新設
押し入れや2階など、好みの場所にトイレを増設することで、利便性が増します。尚、水道管の位置によっては料金を抑える方法もあるので、施工会社と相談して増設場所を決めてください。
介護用トイレを作る
リフォームでなら、介護用トイレとして段差解消やスロープ、手すりの取り付けなどが行えます。尚、押し入れを利用して介護用トイレを作りたいと考える方は多いのですが、室内にトイレをそのまま設置する方法もあるので、検討してみてください。
トイレ交換・リフォームの平均費用
戸建てでの費用相場
戸建てのトイレ交換・リフォームにかかる費用相場は、多くのケースで10~40万円の金額に収まっています。もちろん、リフォームの内容により10万円未満であったり、40万円、100万円を超える場合もあります。
マンションでの費用相場
マンションにおけるトイレ交換・リフォームにかかる費用相場は20~40万円で、戸建てよりは少し高めになります。それほど大きな違いはありませんが、高層住宅における運搬費や人件費を加算される場合があります。
トイレ本体価格
組み合わせ便器
便器、便座、トイレタンクが独立し、其々を組み合わせたもので一番普及しているタイプです。比較的安いタイプで、10~15万円で購入できます。
一体型トイレ
便器、便座、トイレタンクが全て一体化していて、隙間や凹凸が少なく、掃除がし易いのが特徴です。20~30万円で購入できます。
タンクレストイレ
トイレタンクがなく、便器と便座が一体となり、手入れがし易く、空間を広く感じさせます。機能性に優れた商品が多く、30~40万円と比較的高価になっています。
収納一体型(システムトイレ)
トイレ、手洗い器、収納までが一体となっているので、トイレ内の整理整頓ができ、手洗いも一つの空間で済ませられます。便器代以外に手洗い器や収納などにも費用がかかるので、30~50万円はかかります。
温水洗浄便座本体価格
温水洗浄だけでなく、防汚や除菌、脱臭、温風乾燥など様々な機能が搭載され、値段は様々です。安いもので2万円程度、機能性の高いものは10万円以上するものもあります。
壁紙・クロスの価格
壁紙の種類やデザインによって価格は変わり、抗菌や防汚、防カビなどの機能が備わっている壁紙ほど価格は高くなります。また、トイレが広いほど壁紙やクロスの量は増えるので、価格も上がります。2~5万円で収まることが多いでしょう。
床材の価格
クッションフロアやフローリング、タイルなど、採用される素材によって費用が変わります。また、抗菌や防汚、防カビなどの機能がつくことで、さらに価格は上がります。1畳辺り2~6万円で、クッションフロアが一番安く、次いでフローリング、一番高いのがタイルとなっています。
トイレ交換費用
便器を取り外して、新しい便器に交換する場合、工事費として3~4万円が必要です。尚、和式から洋式へ、床がコンクリートなどの条件の場合は、プラス2~3万円かかります。
便器処分費用
便器を自分で処分するのはハードルが高いので、トイレ交換やリフォームを業者に依頼した場合に、5千円~1万円の処分費用が必要です。
トイレは生活においても使用頻度の高い場所ですから、ここでリラックスできることは、一日を快適過ごす決め手になります。そのためにも、トイレのリフォームは有効な手段といえますね。