トイレのリフォームや交換では、便器の取替以外に壁紙・クロスや床の張り替えなどを業者に勧められることが多くあります。内装を加えると工事費用がかさむため、リフォーム時に内装を行うか迷う方も多いようです。今回は、トイレのリフォーム・交換時に内装を行った場合の費用やメリット・デメリットについて、ご紹介します。

トイレリフォーム時の内装

トイレリフォームにおいて、内装は必ずしも必要なものではありません。今のままで良いと判断されれば、トイレだけの交換でも問題はありません。しかし、機能性を持った壁紙や床材もあるので、予算も考え合わせてこの機会を利用するのも良いでしょう。

デメリット

費用が高くなる
壁紙・床材を張り替えると内装費用の発生により、1~5万円くらいはどうしても金額が高くなるので、費用を安く抑えたい場合は内装を行わない方が良いでしょう。

作業時間が伸びる
内装工事の規模にもよりますが、1~2日の作業日程が必要です。トイレ交換のみなら半日程度で済みますが、内装工事中はトイレ使用が出来ず、土日作業では生活に不便も生じます。

メリット

汚れや設置跡が見えない
古いトイレを取り外すと床や壁に設置跡がしっかりと残っています。交換するトイレで覆い隠すことができれば目立ちませんが、トイレの大きさはメーカーや商品によって異なるのが現状です。また、トイレだけ新品できれいになると、壁紙や床の汚れが余計に目立ってきます。

機能性を持った壁紙や床材
現在、販売されている壁紙や床材には、吸湿性の向上や防菌加工など、トイレをより快適に過ごせる機能が備わった商品が数多くあります。また、トイレのお手入れもこれまでより楽になるメリットもあります。

トイレリフォーム時の内装費用

壁紙・クロスの費用の差

トイレの壁紙やクロスの内装費用は、施工する壁の面数によって異なり、壁2面だけの施工パターンなら予想以上に安く済むこともあります。尚、壁紙の機能や質によっても価格は異なります。

壁紙・クロス張替の費用相場
・1畳程度の1面:1万円~
・ルーム全体の4面:2~5万円

床材・クッションフロア・フロアタイルの費用の差

トイレの床は1面ですから、床材に何を使うかによって費用が異なります。クッションフロアやフロアタイル、フローリング、タイルなどの種類により、其々異なった特徴があります。

床張り替えの費用相場
・クッションフロア:2~4万円
・フロアタイル:3~5万円
・フローリング:3~6万円
・タイル:5~12万円

内装費用を抑えるコツ

トイレの内装は一緒にするのがお得

床材は便器で抑え込むように敷かれているので、トイレの内装作業を行う場合には便器を取り外す作業が必ず必要となります。便器取り外しにも費用がかかるので、リフォーム時の便器が外れた状態のついでに内装を行うことで、費用を抑えることができます。トイレのリフォーム自体、何回も行うものではないので、内装とまとめて作業を依頼する方が結果的にお得になります。

トイレの壁紙の選び方

トイレの印象を大きく変える壁紙は、印象づくりにも最も重要なものとなっています。

選び方のポイント

機能性を考慮する
・どんなトイレにもお勧めできる機能が消臭機能です。特に、来客者が利用するトイレルームでは、なおさら勧められます。
・ラミネート加工された水汚れ防止機能は、こどもが利用したり、トイレルームが狭いなどの住宅環境に効果的です。
・換気扇や窓があるトイレには絶対必要といえる機能ではありませんが、トイレ内の湿度によっては湿気を吸収、放出する機能を持つものがあります。

トイレや床との配色を考える
明るさ、暗さ、落ち着き、癒し、オシャレ感、清潔感などの印象を色一つで作り出せるので、失敗しないためにも施工業者に理想の雰囲気を伝えて、その提案を基に決めることも大切です。

金額が安いだけでは選ばない
トイレの壁紙やクロスは、トイレの空間を彩る最も重要な要素です。壁紙一つでリフォームに成功した、反対に失敗したと感じる人もいるほどです。一生に何度もない自分の理想や憧れの空間をイメージすることですから、安易に金額で妥協しないことも大切ではないでしょうか。

トイレの床材の選び方

壁紙同様、トイレの床材選びも快適な空間を作るのに欠かせません。

選び方のポイント

・床材の種類による特徴を考慮する
・壁紙やトイレとの配色を考える
・防菌や耐水性などの機能性を考慮する

選ぶ時の注意点

・色や柄によって汚れの目立ち方が異なる
・素材によって掃除のし易さが異なる
・汚れや水への耐性は材質によって異なる
・費用相場、価格が異なる

いかがでしたか、トイレのリフォームにおける壁紙やクロス選びは大変なものですが、理想や憧れを実現できるチャンスでもあるので、専門業者と相談しながら進めることが良いでしょう。