ペットボトルでトイレつまりを直す方法を解説!専用の道具なしでもOK

「トイレがつまった!専用の道具がなくてもつまりを解消できる?」

トイレがつまったとき、専用の道具がないと直し方が分からず困りますよね。

この記事では、ペットボトルでトイレつまりを直す方法について解説しています。

また、ペットボトルでつまりが解消できる原因とできない原因、ペットボトルでトイレつまりを解消するときの注意点についても紹介しています。

トイレがつまったけど専用の道具がなく困っている方はぜひ参考にしてみてください。

トイレのつまり対策を完全解説したガイド記事はこちらです。

ペットボトルでトイレつまりを解消する方法

ペットボトルでトイレつまりを解消する方法

ペットボトルでトイレつまりを直すやり方は以下の4ステップです。と言っても、ペットボトルはあくまで他に何も道具が見つからない場合の応急処置です。

スッポン(ラバーカップ)の方が扱いやすく、かなり重度のつまりでも対応しやすいのでおすすめです。

トイレつまりを直すための道具についてこちらの記事で解説しています。

  1. ペットボトルを加工する
  2. トイレ周りの下準備
  3. 便器内の水量を調節する
  4. ペットボトルを排水口に差し込む
  5. ペットボトルを上下に動かす
  6. 水を流しつまりが解消したか確認する

それぞれのステップを詳しく解説します。

ペットボトルを加工する

ペットボトルを加工する

トイレつまりを解消するには、ペットボトルを加工する必要があります。

500mlのペットボトルを用意して、ペットボトルの底から4センチ程度の位置で切ってください。

ペットボトルを切った切り口で怪我をしやすいので触らないように注意しましょう。

トイレ周りの下準備

トイレ周りの下準備

ペットボトルの加工が終わったら、以下の下準備をしておきます。

  • 止水栓を閉める
  • ウォシュレットの電源を抜く
  • 窓やドアを開けたり、換気扇を回したりして換気する

止水栓を閉めることで、タンクの水が流れるのを防ぎ、トイレつまりの原因である異物が排水口の奥へ流れていくのを防げます。

また、ウォシュレットの電源が入っていると作業がしにくい場合があるため電源は抜いておきましょう。

トイレがつまっていると悪臭がすることもあるので、換気をしながら行うのがおすすめです。

便器内の水量を調節する

便器内の水量を調節する

はじめに便器内の水量を調節しましょう。トイレがつまっているときは、便器内の水量があふれそうだったり、逆に少なくなっていたりします。

水量があふれそうな場合は水量を減らし、少ない場合はバケツなどで水を足して水量を増やしましょう。

普段、便器内にたまっている水量が目安です。

ペットボトルを排水口に差し込む

ゴム手袋をして、ペットボトルを排水口に差し込みましょう。ペットボトルを切り取った底面が下になるように向きを合わせます。

ペットボトルを排水口に合うように押し込んだら、指でペットボトルの飲み口を空気が入らないよう完全にふさぎます。

ペットボトルを上下に動かす

ペットボトルを排水口に差し込んだら、ペットボトルを上下に動かしましょう。コツとしては、ラバーカップ(すっぽん)を使うときのようにペットボトルを動かします。

何度か繰り返し、つまりが解消されたか確認しながら進めましょう。

水を流しつまりが解消したか確認する

水を流しつまりが解消したか確認する

トイレのレバーを回して水を流し、つまりが解消できたか確認しましょう。水が流れず、つまりが解消されていない場合は以下の手順を何度か繰り返します。

  1. 便器内の水量を調節する
  2. ペットボトルを排水口に差し込む
  3. ペットボトルを上下に動かす

何度か試してもつまりが解消されない場合は他の方法を試したり、専門業者に依頼しましょう。

ペットボトルでトイレつまりを直すときの注意点

ペットボトルでトイレつまりを直すときの注意点

ペットボトルでトイレつまりを直すときの注意点は以下の3つです。

  • ペットボトルの切り口で怪我をしないようにする
  • 便器内の水や異物が飛び散らないようにする
  • 力ずくで動かし便器を傷つけないようにする

それぞれについて詳しく解説します。

ペットボトルの切り口で怪我をしないようにする

ペットボトルを加工したあとの切り口を触ると怪我をしやすいので注意しましょう。

作業時に軍手やゴム手袋をつけた状態で作業すると安全です。

また、お子さんがいる場合は、お子さんが触らないよう手の届かない場所に置いておくか、作業後すぐに処分しましょう。

便器内の水や異物が飛び散らないようにする

ペットボトルを排水口にあてて上下する際、便器内の水や異物が飛び散ることがあります。あらかじめトイレの床にビニールシートを敷いたり、便座にタオルを敷くなどして対処しましょう。

万が一便器内の水や異物が飛び散った場合、排泄物が含まれる可能性があります。

素手で触り体内に入ると感染症の原因にもなるため、水や異物が飛び散った場合はすぐに掃除しましょう。

力ずくで動かし便器を傷つけないようにする

切り取ったペットボトルを力ずくで動かすと、便器が傷つく場合があります。

便器が傷つくと便器本体を交換する必要があったり、マンションやアパートなど賃貸の場合、大家さんや管理会社に迷惑をかけることになります。

ペットボトルで異物を取り除く方法を何度かやってみて、つまりが解決しない場合は、専門業者に依頼しましょう。

ペットボトルで解消できないトイレつまり原因とは?

ペットボトルでトイレつまりを解消できるかどうかの原因

以下に挙げる物がトイレつまりの原因の場合、ペットボトルを使ってトイレつまりを解消できます

  • トイレットペーパー
  • ティッシュペーパー
  • 排泄物
  • 嘔吐物
  • 水に流せるトイレシート

大量のトイレットペーパーがつまった場合や、ティッシュペーパーや水に流せるシートなど柔らかいものがつまった場合はペットボトルで解消できます。

水に溶かせるものは、ペットボトルで吸引すると崩れやすいという特徴があるからです。

また、排泄物や嘔吐物など本来トイレで流せるものがつまった場合もペットボトルを使って解消してみましょう。

ただし、大量につまっている場合はペットボトルで解決できないこともあります。その場合は専門業者に依頼しましょう。

ペットボトルで解消できない原因

ペットボトルで解消できないトイレつまりの原因は以下があります。

  • スマートフォン
  • 財布
  • メガネ
  • おもちゃ
  • オムツ
  • 生理用品
  • 固形物

水に流せない固形物が原因でトイレがつまっている場合、ペットボトルでつまりは解消できません。

注意点として、オムツや生理用品は水を吸収して膨張し、便器の中で隙間なくつまります。

そのため、ペットボトルで解消しようとするとさらに奥に押し込まれ、状況が悪化する可能性があります。

水に溶けない固形物が原因の場合や、トイレつまりの原因がわからない場合、自力で対処すると悪化することがあるため専門業者に依頼しましょう。

ペットボトルでトイレつまりが解消しない場合、専門業者に依頼する

ペットボトルでトイレつまりが解消しない場合、専門業者に依頼する

ペットボトルでトイレつまりの解消方法を試してみたけど上手くいかない場合は、専門業者に依頼しましょう。

無理につまりを解消しようとすると、悪化したり便器を傷つける可能性があります。

また、トイレつまりの原因は異物がつまったこと以外にあるかもしれません。

その場合、自力で対処するのが難しいため専門業者に相談するのがおすすめです。

マンションやアパートといった賃貸住宅に住んでいる場合、専門業者に連絡する前に大家さんや管理会社に連絡し、その後の指示を待ちましょう。

まとめ

ペットボトルでトイレつまりを解消できる原因として、トイレットペーパーやティッシュペーパー、排泄物・嘔吐物、水に流せるトイレシートなどの柔らかいものがあります。

しかし、固形物や水に入ると膨張する物がつまった場合は、ペットボトルでのつまり解消はできません。

ペットボトルでトイレつまりを解消する方法を試しても解決しない場合、無理に自力で解決しようとするとつまりが悪化することもあります。

そのため、自分で対処したけど上手くいかなかった場合は専門業者に依頼しましょう。